

ローラーを塗料に馴染ませ、ローラーに塗料を十分含ませ、コロコロ転がして被塗物を塗って行きます。
我が家ではコロコロと呼んでいる、ゴミを取る粘着紙の付いたローラーもありますよね、やり方は同じです。
ローラーの色や大きさは数種類あります。
短毛のウールローラーは、ローラーの模様が少ない(出にくい)ので、鉄の扉などを塗る時に適しています。
一般の外壁や屋根などは凹凸が有るので、短毛ローラーでは塗料が着かない所が出ますので、中毛ローラーで塗る事が多いです。
長毛ローラーは外壁などで使う事がありますが、効率が悪いのであまり使いません。
「ローラー塗装」は転がす時に塗料の跳ね返りがありますが、「吹き付け塗装」とは比べられない少量の跳ね返りです。
今は、跳ね返りの少ないタイプのローラーも発売され、ローラーも進歩しています。
この跳ね返りは、お下手な職人さん程、沢山跳ね返ります!
また、お下手な職人さん程、ローラーの磨耗が多く、すぐにローラーの形が変わって来ます・・・円錐が三角錐になるのです。
ローラーは消耗品です、磨耗や塗料による硬化などで、ローラーが使えなくなったら随時交換してBESTな状態で塗装をします。
セコク使い続けているとローラーに塗料を含まなくなり、綺麗に塗装が出来ないどころか、塗膜の形成もきちんと出来ません。
効率が悪くなるのです。
ローラーで塗れない部分は一緒に写っている「平刷毛」や色々な大きさと形の刷毛を使います。
なので、塗装作業をする時は、塗料の入った物・ローラー・小さいローラー・平刷毛と、沢山持って作業します。
最近、私の使うローラーは夫よりも1サイズ小さい物を使わせてもらっています。
以前に比べると楽ですが、それでも握る力や重たさで腕が痛くなります。
「ローラー塗装」は見ていると簡単に思えた私でした。
しかし「ローラー塗装」は力仕事です!
ローラーを真っ直ぐに転がす事が、力の無い私にはかなり大変なのです。