
よく「パテ埋め」と聞きませんか?!
この写真はコンクリートの床に『パテ補修(白っぽい部分)』をしました。
『パテ』とはヒビを埋めたり、欠損している部分を平らにします。
『パテ補修』は『パテ』の硬さが表面から内部まで同じです。
ですので、床のヒビや穴が開いたようにえぐれたりしている部分や、板と板の隙間を埋めて平らにする時に行います。
『パテ補修』は、車のヘコミにも行いますし、『クロス』を板に貼る前に板に打った釘の頭がヘコンでしまった時にも行います。
『パテ補修』は、補修する部分を周りと同じ高さにする時に行います。
『パテ』の意味は穴を埋めることです。
以前も書きましたが『コーキング』はヒビを埋めるのですが、『コーキング』で『シーリング』すると表面が硬くて、内部が柔らかいのです。
何故、表面が硬くて内部が柔らかいかと言いますと、「外壁などにヒビが入ります」と、そこから雨などが内部に侵入して『躯体:くたい』をダメにします。
一度ヒビが入った部分に内部まで硬くなる『パテ補修』を施しますと、同じ箇所にヒビ割れが起こる可能性があります。
しかし、『コーキング』で『シーリング』しますと、内部が柔らかいので同じ箇所でのヒビ割れの可能性は無いと言っても良いと思います。
なので、床の欠損部分などを平らには出来ません、内部が柔らかいので上に乗るとぶよぶよしています。
分類にしますと、下記のようになります。
『パテ』 ←→ 『コーキング』
『補修』 ←→ 『シーリング』
このブログ内の青い字は前回書いた内容にリンクしていますので、クリックして下さい。
前回も書きましたが、もう一度書きます。

塗料が塗れない部分だけが目立つ、可哀想な仕上がりになります。
『コーキング』の説明書きをお読みになるか、店員さんにお聞きになって下さい。
塗料の塗れない『コーキング』を選ばれますと、塗装の際に『コーキング』を全部剥がしてから塗料の塗れる『コーキング』で『シーリング』します。。。
昨夜、当店の新ホームページの担当様とお話しをしていまして、この話題になりましたので書きました!