2005年07月30日

塗装用の刷毛は使い捨て?

家 夏は気温が高いので、塗料の完全乾燥時間も短くなります。

塗装用の刷毛に着いた塗料も、乾燥してしまいます。

刷毛を使い捨てにしてしまう塗装職人さんが多いようです。。。

しかし、夏場の気温が高い時期でも、刷毛を使った後に綺麗に洗うと使い捨てにしなくて良いのです。

使い捨てにする = コストがかかります!


刷毛塗り作業をしていると、刷毛の根元(持ち手側)に塗料が溜まって来ます。

そして、そこが乾燥して固まってしまいます。

固まってしまうと、刷毛の毛先しか使えなくなります。

そうすると、刷毛が塗料を含まなくなったり、しなやかさが無くなる為に被塗物に刷毛目が残って綺麗に塗れなくなります。

そこで、使い捨てにしてしまうようです。。。

刷毛を使った後は、こまめに綺麗に洗うことと作業後の刷毛の掃除が大切です!

これは、夏場に限ったことでは無いのですが、先程も書いたように夏場は完全乾燥時間が短くなるので、特に重要です。

洗う時は、刷毛に着いた塗料をしっかりと落とします。

塗料が落としきれない時は、つけ置きをします。

そうして、綺麗に刷毛を洗って、翌日の作業に備えます。

多少時間はかかっても、面倒がらずに行わなくてはダメです。


刷毛の供養塔が「京都の南禅寺」にあります。

京都へ行った時に偶然通って、お参りをしました。

刷毛を大切にしないと、刷毛に申し訳ないですよね。

可哀想な刷毛にしないで下さい。
posted by 塗装職人の女房 at 23:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 塗装 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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