
主な塗料の種類は、『 水性塗料 』 『 油性塗料 』
『 ターペン可溶型塗料(弱溶剤) 』 『 強溶剤 』 です。
「 塗料の種類 」 と 「 塗料の主成分 」 とは分類が違います。
しかし、種類と主成分を総括して塗料の種類と呼ぶ事が多いです。
『 水性塗料 』とは、水で希釈をして使用します。
『 油性塗料 』とは、希釈用油または塗料用シンナーで希釈をして使用します。
『 ターペン可溶型塗料(弱溶剤) 』とは、塗料用シンナーで希釈をして使用します。
『 強溶剤 』とは、専用シンナーで希釈をして使用します。
どの部分にどの塗料を使用するかは、次回書きます。
なぜ 『 希釈:きしゃく (溶液をその溶媒で薄め、濃度を減少させること) 』
をして使用するのでしょうか?!
気温や塗る対象物などの状況により、塗料の濃度の変化をつけなければなりません。
塗料の濃度の変化をつけないと、『 塗膜 』 が均一に出来ません。
なので、塗料は希釈をして使用しなければなりません。
塗料の濃度の割合の範囲というのは、きちんと決まっています。
使用状況に応じて、塗料の最適な濃度に希釈をして使用します。

塗膜もきちんと出来ないので、可哀想なお家になります。
無希釈で使用する塗料もありますが、ほとんどの塗料は希釈をして使用します。
ちなみに無希釈の塗料とは、下地用の塗料(シーラー)などがあります。