
塗料関係の会社の広告でした。
「当社の特別代理店になりませんか?」と、書いてありました。
内容はと言うと、要は、下請けです。。。
しかし、「特別代理店」になって下さると、お近くでのお仕事はお願いします・・・だそうです。
見積りは当社で行い、その6割程度の料金をお支払いします。
塗料は各特別代理店にて、当社から買って頂きます。
この募集をしていた会社には「御施主様の支払い金額の4割程度+塗料代金が儲け」となる訳ですね!
足場代はどちらが負担するのかは書いて無かったです。
「特別代理店」には人件費も諸費用もかかります。
御施主様が『もう少し安くなりませんか?』と、おっしゃったとします。
この募集をしていた会社はきっと10万円単位で値下げをしても、「御施主様の支払い金額の4割程度+塗料代金が儲け」の方程式は変わりません。
この募集広告を読んだ時、私が感じたことは「知らぬが仏は御施主様かも・・」でした。
ず〜っと以前に本や作詞・作曲の「ゴーストライター」のお話しを友達から聞きましたが、この募集広告も同じような気がしました。
「ゴーストライター」は、死活問題と言うよりも命がけなので、絶対に「ゴーストライター」と言う身分を明かさないらしいです。
御施主様は日々の生活の中で「今日はOOが特売だったわ♪」などと買い物をすると思います、私もそうです。
お家の塗り替えも大きな買い物だと私は思います。
塗装(だけでは無く他の業種さんもですが)は、実物が手に取れない・目に見えない・専門用語が難しい・塗料の種類が解らない・工程通りに進んでいるから安心・・・などなどがあります。
決して御施主様には「カラクリ」が有っても、教えてはもらえないし、気が付かないと思います。
良い噂は中々伝わりませんが、悪い噂は速く伝わりますよね!
真面目に正直に生きて行きたいと思った私でした。
こんなお話しは書いてはいけないのでしょうか?!
「5月13日」に追記しました。