

「トタン屋根の塗装に高圧洗浄は行うの(必要)でしょうか?!」と。
改めて夫に聞きました。
この写真も『トタン屋根』です、2年前に塗り替えをしました。
『トタン屋根』と聞くと、波波・凹凸の屋根を思い浮かべる私です!
『トタン屋根』とは、一般的に『鉄の屋根』のことだそうです。
写真の屋根の場合、新築の時は『焼付け塗装』を施してあります。
『鉄の屋根』は「ロール紙のような長い一枚の鉄板」に機械で塗装を施してあります。
そして「一枚の鉄板」を写真のように折り曲げたり、波波に加工しているのです。
屋根にする時は「釘」を打たなくてはいけないので、年数が経つと「釘」が錆びて来ます。
錆びた「釘」から「錆びの水」が「鉄板部分」に移り、錆びが広がります。
錆びが広がると、錆びは表面に発生し、錆びによる「腐食」が始まります。
「腐食」が始まると、「鉄板に穴が開いて」しまいます。
穴が開くと、「鉄板」つまり『トタン屋根』を取り替えなければダメなのです。
塗装ではどうにもなりません。

塗装をする際に通常は「高圧洗浄」を行い「ケレン」をしますが、『トタン屋根』の場合は錆びの発生を助長させたり、新たな塗膜の剥離を発生させたりしますので、夫は「高圧洗浄」をせずに「ケレン」だけを行います。
『焼付け塗装』は通常の塗装に比べて、「塗膜が薄い」のです。
難しい言葉ですね・・・。
要は、鉄は錆びますので、水洗いをすると、乾く時に錆びが広がってしまうのです!
写真の屋根の塗装施工時も「高圧洗浄」はせずに「ケレン:掃除」だけでした。
しかし、「苔」や「ひどい汚れ」の場合は「高圧洗浄」を行うことがあります。
その際は、錆びが広がらないように、塗装職人さんに確認をして下さいまし。。。