2005年07月20日

塗装の色について。。。その2

iromihon.jpg

アート この写真は 『 財団法人 日本塗料工業会 塗料用標準色見本帳 』 です。

開くだけでもスゴイ枚数ですが、この中には 『 384色 』 もの色があり、「 各色に番号 」があります。

「色の番号 」 は、2種類ついていまして、1つは 『 財団法人 日本塗料工業会 塗料用標準色見本帳番号 』 です。

もう1つは昨日も少し書きました 『 マンセルの表色系 』 の 『 マンセル値 』 です。

『 マンセルの色の3属性 』 というのがあり、『 色相 ( 色合い「H:ヒュー」 ) 』

『 明度 ( 色の明るさ「V:バリュー」 ) 』 『 彩度 ( 色の鮮やかさ「C:クロマ」 ) 』で表します。


この写真の 『 色見本帳 』 は、2年に1回発行され、その都度色が増えたり減ったりします。

1色の大きさは 「 1.5cm X 5cm 」 です、小さいと感じませんか?

御施主様にお家の色をお決め頂く時に、大抵は、この大きさのこの厖大な量の中から選んで頂きます。

御施主様が迷われるのは、当然ですよね。

かえって御施主様には 「 酷なお話し 」 だと思います。

ですので、だいたいの色を選んで頂いて、この 『 色見本帳 』 をお見せする時もあります。

また、全く色を選べずに迷われる御施主様には、最初からこの 『 色見本帳 』 をお渡しします。

迷われつつも、その中から御希望の色を絞って下さいます。

「 1.5cm X 5cm 」 の大きさの 『 色見本帳 』 ですので、大きなお家を塗装するのとは感覚が違って来て当然だと思います。

塗料を注文する時もこの 『 色見本帳 』 の番号でお願いします。

だいたい、同じ色に出来上がって来ます。


「 マンセル 」 様とは、アメリカの美術家です。
アルバート・H・マンセル 」(1858〜1918)様です。

ちなみに、「 ナイジェル・マンセル 」 様では、ありません。。。


『色』について、今迄私が書いた日です。
4月6日 7日 8日 12日 5月21日  7月19日
posted by 塗装職人の女房 at 23:46| Comment(21) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうなんですよね。色にはぞれぞれ番号がついているんですよね。
以前の職場ではよくこの見本帳を使って塗装シュミレーションの配色をしていましたよ^^
今では懐かしいですね^^
Posted by 事務員 at 2005年07月21日 00:06
そうなんですよね。色にはぞれぞれ番号がついているんですよね。
以前の職場ではよくこの見本帳を使って塗装シュミレーションの配色をしていましたよ^^
今では懐かしいですね^^
Posted by 事務員 at 2005年07月21日 00:06
カラー提案て、やはり資格必要かしら・・(+_+)
私勉強苦手だから、何でも自己流なの。
まだまだこの業界では新人だから、経験を積み重ねて頑張ろうっと!
Posted by ゆみっこ at 2005年07月21日 13:31
塗料の色の打ち合わせって難しいみたいですね。

先日行った現場でも色違いで、何回か塗りなおし

をしたと言ってました。
Posted by えくすわごん at 2005年07月21日 21:16
 色って、いろいろあるので難しいですよね。

 たまに、トラブル時がありますよ。

 安請けあいしたときなんか、特に・・・・。

 でもでも、くじけずに頑張ってまーす。

 熱中症に気をつけましょうね。
Posted by こめちゃん at 2005年07月22日 06:53
お客様に色を選んで頂くときは候補を3、4色選んでもらって、その色を塗る箇所と同じ素材の400角くらいに塗装屋さんに塗ってもらい、それから選んでもらいます。
色の違いは言葉では難しいので、この形ですすめてます。
Posted by 三代目 at 2005年07月22日 09:34
こんにちは!先日は大切な贈り物のご利用ありがとうございました。
ブログでもご紹介下さって、本当にいつもありがとうございます。

色のもつ印象や雰囲気ってやっぱりあると思うので、
色選びって大事ですね。依頼主さんのイメージを
具体化していくのはきっと大変でしょうけど、
がんばって下さいねー。
Posted by チアキ@クライフ at 2005年07月22日 21:59
事務員さん、シミュレーションのソフトとかは使っていたのですか?
プリントすると、色が違って出たりしませんでしたか?
我が家は微調整しないとプリントはダメです。
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年07月23日 07:48
ゆみっこさん、資格は関係無いと思います。
でも、「カラーコーディネーター」の勉強をすると色々なことが解って楽しいですよ。
「色彩能力検定」は、服飾関係の方が主に受験をすると聞いた事がありますが、定かではないです。。。

色の勉強をすると、勉強をする前のキバツな発想や自己流が、変わってしまう可能性があります。
知っているから説明が出来る訳ですが、知らないから上手く行くってこともありますよね。
経験が一番と、講師さんが言っていました!
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年07月23日 08:00
えくすわごんさん、何度も塗りなおしも大変ですね。
御施主様は「この色ってお願いしたはず!」って思われるので、塗りなおしは当然なのでしょうが。。。
色は打ち合わせだけでは、どうにもならない時がありますよね。
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年07月23日 08:07
こめちゃん、安請けあいの時とは???

当店は御施主様に決めて頂くので、トラブルは無いですね。。。
でも「あの家と同じにして下さい」っておっしゃった御施主様が説明を御理解下さるまで時間がかかりました。

梅雨が明けた途端に秋のような寒さの我が家地方ですよ〜、困ります。
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年07月23日 08:14
三代目さん、一目瞭然で良いですよね。
大きさが変わった為に色の感じが違うことってありませんか?
当店は中塗りで確認して頂いておりますよ。

外壁よりも、内装の色が難しいですよね。
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年07月23日 08:18
チアキさん、コメントをどうもありがとうございます。
こちらこそお世話になりました。

色の印象は大きいですよね。
チアキさんのお店でも、照明に工夫をしていませんか?
でも、工夫をしなくても、美味しいですから大丈夫ですね!
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年07月23日 08:22
配色のテーマは、塗装には欠かせませんね。
大変興味深く拝見させていただいております。
上下の2色が決定しても、胴縁・付け梁の中間色の選定に悩む事が多いです。
施主様ご夫婦の配色の好みが、正反対の場合などは、決定まで1週間以上かかる場合もありましたよ。最後には、お任せします・・・と言う場合もありますね。

昨日店主様より、ご返信をいただきまして、ありがとうございます。
遅い時間となりましたが、お礼のご返信をいたしました。

ご体調のいち早いご回復を願っております。
Posted by P-S at 2005年07月25日 01:48
なぜか、名前が変わってしまいました。↑
Posted by P-S です〜〜。
Posted by P-S at 2005年07月25日 01:53
直りました^^
さぁ、寝よっと。
Posted by P-S at 2005年07月25日 01:56
P−Sさん、コメントをどうもありがとうございます。
また、このブログを読んで頂き、感謝です。

色は楽しみがありますが、選択は難しいです。。。

P−Sさんとは、ひょんなと言いますか、忘れられないきっかけでお知り合いになりましたね!

奥様にどうぞ宜しくお伝え下さいまし。
これからも、お気軽にコメントをお願い致します。
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年07月26日 07:30
オフィス・キャラヴァンの小林様のご紹介により、初めてメールを差し上げます。
有限会社 A tempo Building Management
の中村(マンション・ビル・アパートのオーナー様から一般のお客様までリフォーム、設備点検、修繕、管理など、あらゆる建物の問題を長年の経験と実績を活かし解消いたします。)
と申します。

御社のホームページを拝見させていただきました。

相互に補完可能な業務分野と感じました。
ご迷惑でなければ、相互にリンクさせていただきたく宜しくお願いいたします。

Posted by 中村 隆 at 2005年09月06日 17:52
中村様、どうもありがとうございます。

少しブログをお休みしていましたが、9月11日に中村さんのブログを記事にしちゃいました。

これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
Posted by 塗装職人の女房 at 2005年09月11日 17:53
はじめまして。
カラーコーディネーター検定で検索してたどり着きました。

そして、昔働いていた会社を思い出しました・・・。
この日塗工の色見本っていろんな版があって、それが違うと同じ番号でも色が違ったりして、とんでもないことになるんですよねぇ。

・・・いい意味でも悪い意味でも、懐かしい思い出です。
Posted by 鵞鳥 at 2006年09月03日 11:07
鵞鳥さん、コメントを頂いていて、すみませんでした。

番号が違うと色が違うと聞いたことがありますが、種類が沢山あるのですか?!
出された年によって、記号が違うと聞きました。

向かって左側のマンセル番号で合わせるしかないのでしょうね。。。
Posted by 塗装職人の女房 at 2007年06月11日 12:52
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